言行不一致は米国の対中政策の重大欠陥

言行不一致は米国の対中政策の重大欠陥。 米国のヘーゲル国防長官は3日間の訪中期間およびその前に「米側は平和で安定した、繁栄する、責任ある中国の台頭を歓迎する」「米国の『アジア太平洋リアバランス』戦略は中国封じ込めのためではない」と数度、改めて公に表明した…

タグ: 米国 中国 中米関係

発信時間: 2014-04-10 15:20:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米側は中米関係の重要性と特徴を十分に認識している。ヘーゲル長官は「米中は友人であると同時に競争者でもあるが、敵でないことは確かだ」と明確に表明した。米側は中国側と中米の新型の大国間関係を構築し、歴史上の大国が対立へと向かった「トゥキディデスの罠」にかからないようにすることに同意している。米国の指導者は「両国関係はゼロサムゲームではない。双方は戦略的に将来まで見通し、建設的姿勢で米中関係を発展させ、対話を強化し、協力を深め、溝を管理・コントロールし、良い競争を行う必要がある」と繰り返し述べている。米側のこうした見解と姿勢は中国側と基本的に一致し、中米関係発展の必要性に合致するし、中米の新型の大国間関係構築の道でもある。

だが道を知るは易く、道を行くは難しだ。正しい認識と積極的な姿勢の表明を実際の行動に変える面で、米側にはまだ大きな欠落がある。中米両軍関係の三大障害を取り除く面で、米側はいまだに具体的進展がない、いや、全く進展がない。米側は中国の協力から利益を得ることを期待する一方で、中国の核心的利益をないがしろにし、さらには明に暗に他国を煽って中国と張り合わせ、台湾、チベット、新疆ウイグルなどの問題で中国の内政に干渉してはならない。

両軍関係は中米関係の重要な構成要素であると同時に、長年にわたり中米関係の立ち後れた部分となっている。両軍が健全で安定した、信頼できる関係を構築できるか否かは、両国が新型の大国間関係の構築に成功するか否かに直接関わる。双方は両国が広範な利益を共有することを明確に認識し、協力が双方にもたらす多大な利益を深く実感し、かつ両国間の衝突・対立の潜在的危険性を予見している以上、ためらうことなく非衝突、非対立という守るべき一線を堅持し、尊重し合い、ウィンウィンの思考、ウィンウィンの措置によって、ウィンウィンの結果を実現すべきだ。

封じ込めと反封じ込めが中米関係のキーワードとなってはならない。(編集NA)

 

「人民網日本語版」2014年4月10日

     1   2  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。