国際学術シンポジウム「アジア太平洋地域の安全と協力」(主催:中国国際戦略学会、香港陳復生基金。協賛:中国国際問題研究基金会)が27日、北京で開幕した。20数カ国から政府要人経験者、知名人、専門家、学者ら60人余りが出席した。
中国人民解放軍副総参謀長兼中国国際戦略学会会長の孫建国海軍上将は開幕式で演説し「中国は責任あるアジア太平洋の大国として、国民の富裕化を図るが覇権は唱えず、他国と友好関係を結び、近隣国と親しくし続けており、常にアジア太平洋の長期的平和の維持者、互恵協力の推進者、共同繁栄の実行者である。中国は『親、誠、恵、容』の外交理念と共通、総合、協調的、持続可能なアジアの安全保障観を堅持し、正しい道理と正義を堅持し、物事事態の是非曲直に基づき周辺の物事に対処し、国家関係を処理し、サイバー、海洋など各分野の主権・安全と発展上の利益を揺るがす守っていく。出席者および各国と戦略面の相互信頼を一段と強化し、正しい道理と正義を堅持し、歴史上の事実を尊重し、第2次大戦の勝利の成果と戦後国際秩序を共同で維持し、連携してアジア太平洋の安全を守り、共同発展の促進に力を入れたい」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年5月28日