ホーム>政治
japanese.china.org.cn | 19. 06. 2014

白書:「一国二制度」の香港 特別行政区における実践

タグ: 一国二制度 香港 特別行政区 実践

21. 香港の新生児死亡率は1990年の4‰から2013年の1.6‰に下がり、世界で新生児死亡率が最も低い地方の一つとなっている。2013年、香港の男性と女性の平均寿命はそれぞれ80.9歳、86.6歳で、これは世界で平均寿命が最も高い地方の一つである。

22. 20136月までに、香港は中国政府代表団の一員、あるいはその他の適切な身分で、国家を単位として参加する41の政府間国際組織の関連活動に参加した。その中には国際通貨基金(IMF)、世界銀行、国際民間航空機関(ICAO)、国連食糧農業機関(FAO)、国際刑事警察機構(ICPO)などがある。また、世界貿易機関(WTO)、アジア太平洋経済協力会議(APEC)、世界気象機関(WMO)など、主権国家に参加を限定しない37の政府間国際組織に参加した。香港は中国政府代表団の一員あるいはその他の適切な身分で関連の国際会議にのべ1400回以上参加し、「中国香港」の名義で国家を参加単位としない国際会議にのべ2万回以上参加した。

23. 香港特別行政区は外国政府要員や学術界、シンクタンクなどの影響力ある人々の訪問を年平均100回以上受け入れている。多くの国の元首や政府首脳は香港を訪れるか香港での国際会議に出席したことがある。香港は1000回以上国際会議を主催あるいは共催してきた。その中には、国際通貨基金(IMF)と世界銀行の年次総会、世界貿易機関第6回閣僚級会議、国際電気通信連合(ITU)の世界電気通信展、国際海事機構(IMO)外交大会、世界知的所有権機関(WIPO)の地域フォーラム、アジア太平洋郵便連合(APPU)の執行理事会年次総会などがある。

24. 香港特別行政区はすでに42の国とビザ相互免除協定を結び、150の国や地域が特別行政区のパスポート所持者に対し片務的ビザ免除あるいは現地ビザの待遇を与えている。

25. 香港特別行政区は67の国と民用航空輸送および民用航空輸送国境通過協定を結び、35の国や地域と二重課税防止協定を結び、17の国と投資促進保護協定などを結び、30の国と刑事司法協力協定を結び、19の国と犯罪人引き渡し協定を結び、13の国と受刑者引き渡し協定を結んでいる。

26. 香港特別行政区政府はジュネーブ、ブリュッセル、ロンドン、トロント、東京、シンガポール、シドニー、ワシントン、ニューヨーク、サンフランシスコ、ベルリンなどに11の在外経済貿易事務所を設け、香港と関係諸国や地域との経済貿易、投資利益および広報活動などを促進している。

27. 外国が香港と協議して設置した総領事館は66カ所、名誉領事は73名である。欧州委員会、国際決済銀行(BIS)、国際通貨基金(IMF)、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、国際金融公社(IFC)、ハーグ国際司法裁判所などの6国際組織が香港に代表機関を設けている。

   前へ   14   15   16   17   18   19   20   21   次へ  


 

コメント

コメント
名前
最新コメント (0)