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japanese.china.org.cn | 19. 06. 2014 |
(二)大陸部と香港との交流・協力に関する状況
1. 大陸部は香港の最大の貿易パートナーである。香港の統計によれば、2013年、香港と大陸部の貿易額は3兆8913億香港ドルに達して、1997年の3.49倍となり、香港の対外貿易総額の51.1%を占めた。
2. 香港は大陸部の最も重要な貿易パートナーであり、主な輸出市場の一つである。税関総署の統計によると、2013年、大陸部の香港への輸出額は3847億9000万ドルに達し、大陸部の輸出総額の17.4%を占めた。
3. 大陸部は香港の外来直接投資の最大の供給源である。香港の統計によれば、2013年末現在、大陸部の香港への直接投資は約3588億ドルを超え、大陸部の対外投資総額の60%近くを占めた。
4. 香港は大陸部の最大の外来直接投資の供給源である。商務部の統計によると、2013年末までに、大陸部は累計して香港の投資プロジェクト36万件近くを認可し、実行ベースの香港資本は6656億7000万ドルであり、大陸部の累計外部投資導入の47.7%を占めた。香港はまた大陸部の最大の対外投資目的地、融資センターである。2013年末現在、大陸部の香港に対する非金融類累計直接投資は3386億6900万ドルになり、大陸部の対外非金融類累計直接投資総額の59%を占めた。
5. 2013年末現在、香港で上場した大陸部の企業は797社に達し、香港上場企業総数の48.5%を占めた。香港で上場した大陸部企業の時価総額は13兆7000億香港ドルに達し、香港株式市場の時価総額の56.9%を占めた。
6. 2013年末、香港の人民元取引先の預金および譲渡性定期預金残高は前年同期比46%増の1兆500億元に達した。人民元の貸出残高は1156億元であり、未償還の人民元債券残高は3100億元に達した。
7. 大陸部と香港の科学技術協力委員会は香港の大学、科学研究機関、香港サイエンスパークを拠点として、国家重点実験室のパートナー実験室16カ所、国家工程技術研究センター香港研究センター1カ所、国家ハイテク産業化基地2カ所をそれぞれ設立し、香港の大学が深圳に研究院を設置することをサポートし、国の重大科学技術プロジェクトの香港への開放を推進している。
8. 2010年以来、香港の科学技術者と科学技術機関はすでに国の973計画(国家重点基礎研究発展計画、1997年3月より実施)のプロジェクト4件の申請に成功し、研究助成金1億6000万元を獲得した。
9. 2013年12月に月面探査機「嫦娥3号」に搭載され、月面着陸に成功した月面ローバー「玉兎号」には、香港理工大学の専門家が開発したカメラ指向システムが使われている。
10. 2013年末現在、香港は中国科学院の院士(アカデミー会員)と中国工程科学院の院士(アカデミー会員)計39人(外国籍アカデミー会員も含む)を擁しており、香港の88人の科学者が主要メンバーとしてそれぞれ国家自然科学賞、国家科学技術進歩賞、科学技術発明賞など44件の国家科学技術賞を獲得した。
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