ロイター通信の報道によると、マレーシア航空の295人を乗せたボーイング777が7月17日、ロシアにほど近いウクライナの国境地帯で墜落した。写真はドネツク州の同機の墜落現場。
英国メディアの報道によると、295人を乗せたマレーシア機がウクライナで墜落した。同機はアムステルダム発クアラルンプール行きのMH17便。
AP通信はウクライナ内務相の関係者の話として、「マレーシア機は1万メートルの高空でミサイルによって撃墜された」と報じた。これが事実であるかは確認が不可能だ。
防衛専門家は、「航空機を1万メートルの高空で撃墜する場合は長距離地対空ミサイルが必要で、レーダー誘導が可能でなければならない」と指摘した。
これは同機が移動可能な地対空ミサイルによって撃墜された可能性を否定している。このミサイルの場合、射程距離が短いからだ。
この高度で航空機が撃墜された場合、もう一つの唯一の可能性は、空対空ミサイルを搭載した戦闘機による撃墜だ。
報道によると、米国は衛星写真を取得できるはずだ。長距離の地対空ミサイルが発射されたならば、放出された紫外線を衛星写真で確認できるからだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年7月18日