北京時間8月3日午後4時30分ごろ、雲南省昭通市魯甸県内の北緯27.1度、東経103.3度の地点でM6.5の地震が発生した。震源の深さは12キロメートル。地震発生後、習近平中共中央総書記は直ちに重要指示を通達し、人命救助を第一とし、死傷者の数を減らすよう努力し、避難活動を適切に行うよう求めた。また、関連部門に対して被害状況の把握に努め、被災者の避難を組織し、全力で救助活動を行うとともに、強い余震のモニタリング・予報を強め、二次災害の発生を防ぐよう要求した。新華網が伝えた。
国務院の李克強総理も指示を通達し、関連部門に対し、瓦礫などの下敷きになった人や負傷者の救出に全力を尽くすよう求めたほか、被災者の食料・飲料水・衣類・住まい・医療などを確保するよう求めた。また、救援物資・人員の輸送と通信をスムーズに行い、被災地の社会秩序を守るよう要求した。
これらの指示を受け、民生部(省)の姜力副部長(国家減災委員会秘書長)は関連部門によって構成される国務院作業チームを率いて被災地を訪れ、党中央・国務院を代表して被災地を慰問し、救助活動を指導した。 国家減災委員会と民生部は災害対策のⅢ級緊急マニュアルを始動、雲南省党委員会、省政府の責任者も作業チームと共に被災地を訪れており、各救助活動が急ピッチで進められている。(編集SN)
「人民網日本語版」2014年8月4日