中国外務省の王毅外相は5日、ニュージーランドのオークランドで記者会見し、ウクライナ政府と東部の武装勢力による停戦合意の調印を歓迎し、支持することを表明しました。
王外相は「停戦が着実に実行されることを望んでいる。これはウクライナ国民の長期的で根本的な利益に合致する」と述べました。そのうえで、「現在のウクライナ問題は非常に複雑で敏感である。各方面が包容力のある対話を通して、民族と地域の共同利益が合致する道を探るべきだ」と強調しました。
さらに、「中国は、ロシアの戦略的なパートナーであり、ウクライナの仲間でもある。ウクライナとロシアの関係が徐々に正常化することを真に期待している」と述べました。
「中国国際放送局日本語版」2014年9月7日