中国外交部(外務省)の洪磊報道官は15日、定例記者会見を開催し、記者からの質問に答えた。
――駐華外国記者協会(FCCC)はこのほど、中国に駐在している海外メディア記者の取材活動が各種の制約を受けており、中国における取材環境が北京オリンピック以来悪化していると指摘する声明を発表した。これについて、中国政府はどのような見解を持っているのか。
いかなる偏見も持たず、公平な立場に立つ人なら誰しも、質問に上がった「声明」の内容に同意することはあり得ない。改革開放以来30年間、中国は、一貫した姿勢を貫いてきた。30数年前、中国は誇り高く国家の扉を開き、断固として開放を進めてきた。海外メディア記者に対する管理・サービスの分野においても、この原則を崩すことはなかった。北京オリンピックが開催された2008年以来現在に至るまで、海外メディア記者が中国で仕事や生活を行うための環境は、ますます便利になってきている。彼らが中国で取材活動を行うことについて、中国政府および社会は、より多くの支援を行い、提供した報道の内容もより広範に及び、彼らが中国で取材活動を行う上での自由度は、より高まってきている。
海外メディア記者は、中国で取材活動を行う際に、中国の関連法律法規を守り、中国関連部門による管理を尊重することが求められる。この点において、ダブルスタンダードの適用を受ける記者は1人としていない。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年9月16日