外交部(外務省)の洪磊報道官は9日の定例記者会見でサイバーセキュリティ問題について、事実を捏造し、意図的に中国のイメージを汚す行為を止めるよう米側に改めて促した。
――米連邦捜査局(FBI)高官がこのほど、米国の機密情報を狙ったサイバー攻撃国のトップは中国で、米企業は多大な損害を被っていると述べたことについて、コメントは。
中国の法律はハッカー攻撃などネットセキュリティを破壊する行為を禁じており、中国政府はこうした犯罪活動を断固取り締っている。これは疑いの余地がない事実だ。われわれは米側に対して、事実を捏造し、意図的に中国のイメージを汚す不当な手法を止め、米国自身が他国に対して行っている大規模で系統的なサイバー攻撃を止めるよう改めて促す。盗人が他人を盗人呼ばわりして視線をそらさせようとするような米側の企てが、思い通りになることはない。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年10月10日