中国の習近平国家主席は24日、北京でタンザニアのキクウェテ大統領と会談した中で、西アフリカ国家のエボラ出血熱対策に対し4回目の援助を行うと発表した。
習近平主席は次のように指摘した。西アフリカ地域ではエボラ感染が続発して、アフリカ人民の生命の安全、経済・社会の発展と全世界の公共衛生に現実的な脅威をもたらしている。エボラ感染が爆発的に流行した後、中国政府と人民はエボラウイルス発生地の国家と人民の遭遇に対し、自分自身のことのように感じて、国際で先に緊急救援を行い、これまで関係する国家へ3回の援助を行って、実際な行動で中国とアフリカの真摯な友情を展示した。現在のエボラ感染情況とエボラ発生地の国家の需要を考えて、中国政府は4回目の緊急援助を行うことを決め、リベリア、シエラレオネ、ギニアの3カ国と関係の国際機関に総額5億元(1元=約18円)の緊急物資と現金の援助を行い、またより多くの中国の防疫専門家と医療看護者を増派し、リベリアに治療センターを寄贈するという。中国側も国際社会と共に積極的に協力を展開し、エボラ発生地の国家を手伝って、早めにエボラ出血熱に勝ちたい。
(新華網日本語)2014年10月25日