アフガニスタン問題を討議するイスタンブール・プロセス第4回外相会合が10月31日午前、釣魚台国賓館で開かれ、中国国務院の李克強首相とアフガニスタンのガニ大統領がともに出席しました。
李首相はその席上、アフガニスタン問題を解決するためとして、「『アフガニスタン人によるアフガニスタンの管理』の堅持、政治的和解の促進、経済復興の加速、発展の道の模索、外部支援の強化」という中国の5つの方針を打ち出しました。
イスタンブール・プロセスは2011年に始まった、現在では唯一のアフガニスタン周辺諸国が主導する協力メカニズムです。アフガニスタン問題にまつわる国際会議を主催することは中国にとって初の試みで、同会合はアフガニスタン新政府成立後に行われた周辺地域の協力に関する初めての重要な国際会議でもあります。
今回の会合には、イスタンブール・プロセスの14のメンバー国、16の地域外国家および12の地域と国際組織の外相や代表らが会議に出席しました。
「中国国際放送局日本語版」2014年11月1日