ロシアのプーチン大統領は10日北京で、ロシアは中国がアジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)の構築のために尽くしている努力を賞賛し、「今後、FTAAPは当該地域のその他の主な経済貿易組織と協力すべきだ」と指摘した。
プーチン大統領は10日に行われた2014年APEC・CEOサミットで演説を行い、「FTAAPは各参加国・地域の需要や企業界の利益に配慮すべきだ。ロシアにとって、アジア太平洋地域との協力は優先的な戦略方向だ。いま、ロシアとAPECの各参加国・地域との貿易額はロシア貿易総額の4分の1を占めており、ロシア側はそのシェアを5分の2まで引き上げる予定だ」と明らかにした。
経済改革はロシアにとっても優先の方向です。これについて、プーチン大統領は「ロシアは引き続きマクロ経済の安定を保ち、輸出を支持する政策を打ち出し、輸出範囲を拡大させ、ハイテク製品の輸出割合を高めていく」とした。
「CRI」より2014年11月11日