アメリカのオバマ大統領が北京で開かれているアジア太平洋経済協力会議(APEC)第22回非公式首脳会議に出席し、さらに公式訪問するため中国を訪れている。訪中に先立ち、オバマ大統領はインタビューを受け、中国の習近平国家主席との会談に期待を寄せ、「中米両国が諸分野でパートナーシップを深化させる重要な機会である」と指摘し、「中国を抑制するつもりはなく、中国の安定し、繁栄させかつ平和な発展を歓迎し、世界の安全と繁栄に貢献してほしい」と話した。
オバマ大統領は、中米国交樹立35周年の間、両国の関係発展が収めた大きな成果を高く評価した後、「米中間には一部の問題において依然として意見の食い違いがあるものの、習主席と直接かつ率直な会談を行いたい」と表明した。
オバマ大統領はまた、中国の安定し、繁栄させ、平和な発展に歓迎の意を表し、「中国には地域問題と国際問題で責任のある役割を果たしてほしい」と述べた。
両国の経済貿易問題について、オバマ大統領は米中経済貿易協力が両国に実益をもたらしたことを賞賛した後、「双方は引き続き経済貿易投資関係を深化させ、より多くの雇用を創出するために、一部のカギとなる問題を解決しなければならない」と指摘した。
さらに、中国で開催されるAPECをきっかけに、各参加国・地域の連携を促進させ、貿易、投資、雇用創出の障壁を減らすよう期待を寄せた。
「CRI」より2014年11月11日