中国外交部の洪磊報道官は21日、アメリカが香港問題に関する公聴会を行うことについて質問に答えるときに、いかなる外国政府、機関や個人が、いかなる名義で香港事務を干渉し、香港の安定を破壊することを断固として反対すると表明した。
定例記者会見で、ある記者は次のように質問した。報道によると、アメリカの「議会ー行政部門中国委員会(CECC)」が20日、公聴会を行った。公聴会はCECCの共同主席のブラン氏とスミス氏が司会し、香港の彭定康元総督が証人とした。関係人士は、香港の民主と自由状況が日々悪化していると称し、香港の民主人士と学生は続けて香港民主自由のために努力することを励まし、また、アメリカ政府がもう一度香港に関する年度報告を提出すべきだと強調した。これに対し、中国側はどのように評するのか。
洪報道官は次のように述べた。香港が返還されて以来、住民の基本的な権利と自由は充分に保障されている。中国中央政府は、揺ぎ無く香港が法に基づき順序良く民主政治制度を発展させることを支持し、2017年に香港での普通選挙が実現できることに期待している。これは香港の民主発展の歴史的な進歩である。
洪報道官は、香港は中国の特別行政区で、香港の事務は中国の内政だと強調した。洪報道官は「われわれはいかなる外国政府、機関や個人が、いかなる名義で香港の事務を干渉し、香港の安定を破壊することを断固として反対する」と述べた。
「新華網日本語」2014年11月22日