中央紀律検査委員会・監察部ウェブサイトによると、黄樹賢・中央紀律検査委員会副書記(監察部長)は7日のプレスブリーフィングで、過去1年間の党風廉政建設(清廉な政治を行う党風樹立)および反腐敗闘争の進展と成果を紹介した。
黄氏は「国際的な逃亡犯追跡逮捕、不法取得資産没収の取り組みを強化し、中央反腐敗調整チームに国際逃亡犯追跡逮捕・不法取得資産没収弁公室を設け、国際逃亡犯追跡逮捕・不法取得資産没収活動調整制度を構築し、党員と国家公務員の海外逃亡の実情を探り、明らかにした。国連腐敗防止条約の枠組みでの二国間、多国間協力を強化し、米国、カナダ、オーストラリアなどと腐敗対策・法執行協力体制を構築した。北京腐敗対策宣言を発表し、腐敗対策・法執行協力ネットワークを始動した。個別の事件の処罰を強化し、逃亡犯500人余りを追跡逮捕し、不法取得資産30億元(1元は約19.3円)余りを没収した」と説明。
「党風廉政建設の主体責任を強化し、山西省のシステム的、地滑り式腐敗事件関連の党組織の責任を追及し、湖南省衡陽市で発生した賄賂手段による選挙破壊事件の責任を厳しく追及する必要がある」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年1月8日