プーチン大統領、歴史改ざんを批判
プーチン大統領、歴史改ざんを批判。
タグ： プーチン 歴史改ざん ホロコースト
発信時間： 2015-01-28 09:51:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
ロシアのプーチン大統領は27日、ホロコーストの記念活動に出席した際に、いかなる歴史を書き換えようとする企ても受け入れられず、その背後には往々にして自らの恥辱とナチスを幇助する行為が隠されていると述べた。
プーチン大統領は、「類似する犯罪行為に時効はない。彼らが許され、忘れられることはない。これらの事件を沈黙させ、歴史を歪曲し書き換えようとするすべての企ては受け入れられるものではなく、非道徳的だ」と指摘した。
プーチン大統領は、「これらの企ての裏には、自らの恥辱、臆病、偽善、裏切りが隠されている。いかなる歴史の事実も銘記されるべきだ」と強調した。
プーチン大統領は、「ナチスとの戦いで、ロシア人の損失が最も深刻だった。赤軍の70％の兵士はみなロシア人で、ロシア人は偉大なる勝利に邁進する中で最も大きな犠牲を強いられた。旧ソ連のユダヤ系の公民は、敵に勝利するため多大な貢献を成し遂げた。旧ソ連の赤軍のうち、50数万人がユダヤ人だった」と述べた。
プーチン大統領は、「各民族を代表する英雄の精神を胸に刻み、彼らに感謝するべきだ。今年は偉大なる勝利の70周年で、ロシアは元兵士に再度心から感謝を表する」と話した。
27日はアウシュビッツ強制収容所を旧ソ連赤軍が解放してから70周年の記念日だった。第二次大戦中、約150万人（多くがユダヤ人）が強制収容所で殺害された。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2015年1月28日
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