米国が習近平国家主席を国賓として米国に招待した。これは国家安全保障会議議長のスーザン・ライス大統領補佐官が発表した情報だ。ライス補佐官は、オバマ大統領から最も信頼されている人物だ。駐アメリカ中国大使館の崔天凱大使は6日、ワシントンでこの情報について確認し、双方が訪問の時期について協議中であることを明かした。国賓待遇は国家間の友好的な二国間関係を最も良く表現するとされている。中国の国家主席が前回、国賓として米国を訪問したのは、2011年のことだ。
ドイツのテレビ局は8日、ライス補佐官が習主席を国賓として招待したことについて、「米国が中国に歩み寄る姿勢を示している。中米はアジアの安全問題で意見を一致させていないが、2つの世界の大国は対話の機会を作り、衝突のリスクを解消しようとしている」と伝えた。
ライス補佐官は6日、ブルッキングス研究所でこの情報を発表した。ライス補佐官は、米国とアジア太平洋諸国の関係をさらに深化させるため、習近平国家主席を国賓として米国に招待することを「非常な喜びをもって宣言した」と述べた。ライス補佐官はまた、米中関係は21世紀に「決定的な力を発揮する」パートナーシップの一つだと発言した。崔大使は同日ワシントンで、習主席の訪米の時期を巡り両国間で協議中と述べた。崔大使は、「米サニーランズでの首脳会談から瀛台での首脳会談に至るまで、中米首脳は密接に接触しており、両国関係に向け他にはない指導力を発揮している」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年2月9日
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