マニラ市街戦の生存者、日本の歴史修正を批判

マニラ市街戦の生存者、日本の歴史修正を批判。

タグ: 歴史修正 マニラ市街戦 メモラーレマニラ1945

発信時間: 2015-02-15 11:24:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

遺族団体「メモラーレマニラ1945」は14日、マニラ市街戦の70周年追悼式典を開いた。日本軍の虐殺による多くの生存者は日本政府に対して、日本軍の暴行について謝罪するよう求め、かつ日本政府の歴史修正を強く批判した。

ラモス元大統領は追悼式典の基調演説で、マニラ市街戦で10万人の一般人が日本軍に殺害されたことは、争うことのできない歴史的事実であると強調した。ラモス元大統領は第二次大戦中に110万人のフィリピン人が死亡したことについて触れ、「今日と未来の世代のフィリピン人は、過去の痛ましい教訓を永遠に忘れない」と述べた。

同団体の創設者の一人である、日本軍による虐殺の犠牲者は記者の取材に対して、「日本政府は今日、歴史修正を試みている。フィリピンの図書館には、日本軍が現地の女性に対して犯した暴行を記載した書籍がある。我々はこれらの資料をネット上にアップデートし、日本政府の言い逃れを防ぐ」と述べた。

フィリピンの民間では今年2月より、マニラ市街戦70周年を記念する活動が実施されているが、フィリピンの当局者が出席するのは稀だ。

フィリピンのアキノ大統領は先ほど大統領府で、同団体の代表・創設者と会談した。同組織の創設者は、民間で実施されるマニラ市街戦70周年追悼式典にフィリピン当局が出席するかは定かではないと述べた。同氏は、「当団体の取り組みは大きな進展を手にしている。我々はフィリピンの若者に歴史の真相を伝え、彼らに教育することで、歴史の悲劇の再演を防ぐ」と強調した。

フィリピン大統領府の公式サイトは14日、マニラ市街戦70周年を追悼するウェブページを特設した。

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