韓国の大統領、最も信頼する人物を駐中国大使に

韓国の大統領、最も信頼する人物を駐中国大使に。

タグ: 韓国 駐中国大使 金章洙

発信時間: 2015-02-17 14:23:24 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

聯合ニュースは15日、韓国の次期駐中国大使に前国家安保室長の金章洙(キム・ジャンス)氏が内定し、今年上半期に正式に就任することが明らかになったと伝えた。軍出身の駐中国韓国大使は、韓中国交樹立以来初めて。韓国政府によると、韓中の協力の重要性を鑑み、重鎮クラスの派遣が必要になった。金氏は国防部長官や国家安保室長などの要職を占めたことがあり、安保面で独特な見解を持ち、中国側の重要人物と接触したことがある。韓国・先駆経済報は、元国防部長官はこれまで英国、イタリア、ドイツ、タイなどの韓国大使に就任したことがあるが、中国や米国のような大国の大使になるのはこれが初めてだと報じた。

聯合ニュースの報道によると、金氏は2012年の大統領選でセヌリ党の国民幸福推進委員会・国防安保推進団長を務め、新政権下で初の青瓦台国家安保室長に就任し、外交・安保を管理し、昨年末に辞職した。昨年4月のセウォル号沈没事件により、安保室危機管理センターは初動対応に不備があったと批判された。金氏は「危機管理センターは災害管理センターではない」と回答し、世論から批判を浴び、やむなく辞表を提出した。

韓国紙『国民日報』は金氏が駐中国大使に就任することについて、朴槿恵大統領に腹心を駐中国大使に就任させたがる傾向があることが分かると報じた。現職の権寧世(クォン・ヨンセ)駐中韓国大使と金氏は、いずれも朴大統領の腹心とされている。朴大統領は、中国に対して「親密戦略」を推進しており、外交路線を明確に示している。一部の専門家は、朴大統領の腹心を駐中国大使に就任させ、中米大使にプロの外交官を起用するというモデルが固定されつつあると判断している。『国民日報』は、「金氏を次期駐中国大使に選んだことで、韓国の首脳が最も信頼する人物を派遣したと中国政府にアピールすることができ、中国の韓国に対する信頼を強化できる」と報じた。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年2月17日

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