ロシアのラブロフ外相は17日、モスクワで実施される第二次大戦勝利70周年の閲兵式に、26カ国の首脳が出席することを確認したと表明した。ラブロフ外相によると、米国およびEU内部のタカ派の国から圧力を受けたが、欧州の多くの国は偉大なる大祖国戦争勝利記念日の意義を理解しており、モスクワの記念活動の招待に応じた。ロシアメディアが伝えた。
プーチン大統領は17日、第二次大戦勝利70周年記念活動の組織委員会の会議で、「政治目的により、偉大なる大祖国戦争の歴史を恥知らずに伝播、もしくは故意に歪曲するデマには何の真理も含まれない。第二次大戦の歴史を修正しようとするのは、ロシアの現在の権威と実力を損ねるためだ。この恥知らずで何の理もない、いわゆる観察結果を口にするのは確かに不快だ。彼らの目標は明らかで、現在のロシアの実力と道徳的権威を損ね、ロシアの第二次大戦勝利国としての地位を否定し、各国の国民に仲違いをさせ、地政学的ゲームの中で歴史を利用し、自らの目的を達成しようとしている」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年3月18日