モディ首相が訪中へ、「一帯一路」の建設を後押し

モディ首相が訪中へ、「一帯一路」の建設を後押し。

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発信時間: 2015-05-14 11:05:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

李克強総理の招待に応じ、インド共和国のナレンドラ・モディ首相は5月14−16日に正式に訪中することになった。

中国外交部の華春瑩報道官は、「今回はモディ首相の就任後初の訪中で、習近平国家主席が昨年9月にインドを訪問したことに続く、両国間の重要な首脳交流だ。習主席は昨年9月のインド訪問中にモディ首相と会談した。双方はより緊密な発展パートナーシップを共に構築し、発展のチャンスをつかみ、各自の発展の目標を実現することで合意した」と述べた。

西安で「一帯一路」を展望

インドメディアの4月7日の報道によると、モディ首相は今回の訪中で、初めに習主席の故郷である陝西省西安市を訪問する。両氏は三蔵法師玄奘の西への旅を記念する大雁塔に登る。西安は中国と南アジア・欧州を結ぶ新シルクロードの出発地であり、西安訪問には特別な意義がある。

習主席はインド訪問中、モディ首相に対して、「共にシルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード(一帯一路)、アジアインフラ投資銀行などの枠組み内の協力を展開し、地域経済一体化および相互接続を推進する」ことを提案した。一帯一路の建設は、両国の発展に対して重要な意義を持つ。これはまた、両国の最近の交流における重要事項だ。インドは一帯一路の交差点に位置し、一帯一路の建設を推進する中国にとって重要なパートナーだ。

各分野の協力を深化

モディ首相は今回の訪中で上海を訪れ、中国で勤務・生活するインド人の前で演説を行う。在中国インド大使に案内されるモディ首相は、上海で中国の経営者と会談する可能性がある。

同大使はメディアに対して、「今回は実質的な進展を目にすることだろう。中国はインドへの投資を拡大し、インドも中国との経済・貿易・投資を巡る協力を拡大することを願っている。両国は10数件の具体的な共同プロジェクトの契約を結び、少なくとも20の経済・貿易協力協定に調印する。我々の協力は現在、両国政府間のみならず、州と省、市と市などの各レベルの交流と協力が含まれる。両国間の各分野の協力が、さらに深化されている。モディ首相の今回の訪中は、深い意義を持つ訪問となるだろう」と話した。

中国に暮らすインド人が近年、増加傾向を示している。統計データによると、現在約4万5000人のインド人が、中国で勤務・生活している。中国とインドはアジアの2大経済体であり、双方の経済関係も極めて密接だ。中国はインドにとって最大の貿易相手国だ。インドメディアは、両国はモディ首相の訪問期間中に、総額100億ドル(約621億元)の投資協定を締結する予定だと報じた。モディ首相がこの投資を獲得すれば、功績リストに重要な内容が追加されるだろう。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年5月14日

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