中国と日本は海上の偶発的な武力衝突を回避するため、7月より「海上緊急連絡体制」をスタートさせる。中日は両国の軍艦や戦闘機が係争中の海域・空域に接近した場合、あらかじめ設置されたホットラインを使い、相互に緊急連絡を行うことを決定した。緊急連絡時には英語を使用。韓国紙『朝鮮日報』が伝えた。
中日は同体制を構築するため、2008年から協議を開始した。日本が2012年9月に釣魚島の「国有化」を宣言すると協議が途絶え、その後再開された。今年は5回目の協議となり、ある程度の一致が見られた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年6月28日