ロシア・スプートニクは8月29日、「北京で9月3日に開かれる閲兵式は、中国が第二次大戦で日本に戦勝した歴史的な記念行事となる。抗戦勝利70週年を記念するため、中国は最新の武器を公開する」と報じた。
記念活動には、中国の史上最大規模の閲兵式が含まれる。約1万2000人の軍人が参加。中国政府はこの機会を借りて最新の軍事兵器を公開し、そのうち多くが初公開となる。
米UPI通信社は8月25日、「中国は抗戦勝利70周年閲兵式で、最新の軍事技術を公開する。これには複数の核弾頭を搭載できる大陸間弾道ミサイルが含まれる」と伝えた。
中国空軍は23日のリハーサルで、J-15戦闘機とWZ-10攻撃ヘリを動員した。
戦車とミサイル発射車両も行進の部隊に加わる。これには複数の核弾頭を搭載できるDF-41大陸間弾道ミサイルが含まれる。
中国はリハーサルで、空母キラーと呼ばれるDF-21Dを公開した。米国の専門家によると、このミサイルは最高12マッハの速度で飛行できる。水上艦の攻撃に用いられた場合、米国には防御の手段が一つもない。
スイスのノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥング紙(電子版)は8月28日、「中国は230万人を上回る世界最大規模の軍隊を持つほか、過去数年に渡り軍事費を拡大してきた。中国は現在、世界最大の武器輸出国の一つになっている。今回の閲兵式は初めて作戦体制に基づき装備部隊を編成する。これは世界の軍事専門家の関心を引いている」と伝えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年9月1日