中国の習近平国家主席はまもなく米国に対する公式訪問を行い、これは中米関係史における歴史的な出来事になる。中米協力が深化し競争が激化する中で、習主席の今回の訪問は世界から注目されるに違いない。
中米両国間にどのようなずれ、争議、潜在的な衝突があろうとも、互いの戦略的な意図は両国関係の政治面の望みに害を与えない。習近平主席は8月24日に北京を訪問中の米国国家安全保障問題担当大統領補佐官のコンドリーザ・ライス氏と会談した際、「中国側は中米間の争議を建設的に抑制する意思がある」と明言した。両国の戦略的相互信頼を固める政治、経済、社会、人文など各方面の基礎においても、中国政府は絶えず多大な努力を注いでいる。
中米関係の歴史的な時期における習近平主席の訪米は、中米関係の発展を重視するという中国の友好的なメッセージだけでなく、中米両国及び世界の人々に中米間の争議の抑制、課題の処理、中米協力の自信と勇気、知恵も示す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年9月18日