このほど発表された最新の衛星写真によると、中国は大連の造船所で初の国産空母を建造している可能性がある。英軍事情報誌『ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー』(電子版)が9月25日に伝えた。
9月22日の衛星写真を見ると、この艦体の延長された後尾の一部と、広くされた艦首が確認できる。この艦体の全長は約240メートル、幅は約35メートルで、竣工後の全長は270メートル以上に達する見通しだ。この艦体が初の空母「001A」であるかは、現時点では確認できない。しかし衛星写真の物体のサイズは、遼寧艦に近い。これが「001A」の艦体でなければ、この未竣工の船体は新型強襲揚陸艦かヘリ空母の可能性がある。
同誌は2014年、大連造船所で2013年末に、空母鋼板の切断が実施されたと報じていた。これは中国2隻目の空母、すなわち1隻目の国産空母の正式な着工を意味する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年9月30日