瀋陽捕虜収容所史実展、英国で開幕

瀋陽捕虜収容所史実展、英国で開幕。 英リバプールでこのほど、「声なき収容所――瀋陽第二次大戦連合軍捕虜収容所史実展」世界巡回展が開幕した…

タグ: 瀋陽 収容所 奉天

発信時間: 2015-11-09 14:44:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

英リバプールでこのほど、「声なき収容所――瀋陽第二次大戦連合軍捕虜収容所史実展」世界巡回展が開幕した。

今回の展示は主に瀋陽第二次大戦連合軍捕虜収容所の歴史を背景とし、連合軍の捕虜が残した貴重な歴史的写真や文書などの資料を通じ、当時の捕虜収容所の知られざる史実を再現する。展示は7日から15日まで。

瀋陽第二次大戦連合軍捕虜収容所は、日アジア太平洋の戦場で捕まえた連合軍の捕虜を専門的に収容するため、日本が第二次大戦中に瀋陽に設置した収容所だ。旧名は「奉天捕虜収容所」。1942年11月から1945年8月まで、米国、英国、カナダ、オーストラリア、オランダ、フランスの2000人以上の連合軍の捕虜が収容された。その中には連合軍の高官も多く含まれた。

瀋陽第二次大戦連合軍捕虜収容所跡地陳列館の範麗紅館長は開幕式の式辞で、「今回の展示は連合軍の捕虜が残した貴重な歴史的写真、文書、日記、回想録、イラストにより、当時の捕虜収容所の歴史の姿と知られざる史実をありのまま再現する。多くの見学者がアジア太平洋の戦場を深く全面的に理解するため、独特な視角を提供できればと思う」と述べた。

駐英中国大使館公使の沈蓓莉氏は、「今年は中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年だ。中国人民の抗日戦争は英国政府と国民を含む国際社会から広く同情・支持を勝ち取った。中英両国の軍民は極東の戦場で血まみれになり奮戦し、人類社会がファシズムに戦勝するため消すことのできない歴史的貢献を成し遂げた。世界の人々は今回の展示で、戦争が平和を愛する人々にもたらした傷を共に目の当たりにし、共にファシズムに反対した中国人と世界の人々の友好を確認できる」と述べた。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年11月9日

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