気候変動対策の中国の「革新発展」

気候変動対策の中国の「革新発展」。

タグ: 気候変動

発信時間: 2015-12-01 10:15:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

習近平国家主席は29日、国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)出席のためパリへ発った。気候変動は人類社会の直面する共通の試練であり、現在国際社会は新たな気候変動対策制度について合意形成を推し進めている。中共の第18期中央委員会第5回会議(五中全会)は「革新、協調、緑色、開放、共有」という五大発展理念を打ち出し、革新は発展を先導する第一の原動力であり、緑色(エコ)は永続的発展の必要条件、素晴らしい生活への人々の追求の重要な体現だと強調した。中国の実践を見ると、科学技術革新は気候変動対策、(環境と成長の両立を目指す)「緑色発展」の推進において重要な役割を発揮し、国際社会が気候適応型発展の道、持続可能な発展の道を探るうえで重要な経験を提供した。(文:万鋼・全国政協副主席。科学技術部長。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)

事実が証明しているように、科学技術革新は中国にとって気候変動対策の有効な手段であり、将来緑色発展、持続可能な発展を実現するうえで必ず通らなければならない道だ。2007年以来、中国は「中国気候変動対策科学技術特別行動」「第12次五カ年計画国家気候変動対策科学技術発展特別計画」を相次いで実施し、気候変動対策の科学技術革新能力の著しい向上と低炭素産業の急速な発展を後押しした。

第1に、重点産業分野の主要技術の進歩は、中国の省エネ・排出削減の力強い支えだ。低コストの省エネ・排出削減技術の開発と応用は建築、石炭火力発電、セメント、化学工業など従来型の高エネルギー消費産業の資源利用効率を著しく高め、温室効果ガスの排出を引き下げた。例えば石炭火力発電所は超臨界発電技術によって石炭を年間2940万トン節約できる。2010~2040年に中国は単位GDP当たりエネルギー消費を累計13.4%引き下げ、単位GDP当たり二酸化炭素排出量を累計15.8%引き下げた。科学技術革新は省エネ・排出削減に極めて重要な役割を発揮した。

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