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発信時間： 2015-12-13 13:58:12 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

01年、鳥鎮東栅景勝地は正式に一般開放され、典型的な水郷を特徴とする街並みがさまざまな所から来た観光客に人気となった。03年、鳥鎮二期工事が西栅景勝地で始まった。 「東栅と西栅は開業した年から黒字。訪れる観光客も増加を続け、今年は1千万人近くに達すると見込まれている」という。

鳥鎮はこれまで、復旧工事や電線類地中化、地域の伝統・文化の発掘、過度の商業化抑制などを試み、古い街並みを保護、開発する面で、中国のモデルケースとなっている。それでも、「鳥鎮観光株式有限公司」の陳向宏総裁は、「鳥鎮にはきれいな景色があるが、文化的にはまだ欠けている部分があった」と指摘する。

レジャーリゾートの町から文化の町への舵切りは、13年に起こった。その年、第1回鳥鎮演劇祭が開催されたのだ。それから3年の間に、劇場4カ所が建設された。運営スタイルが確立され、イベントを祝うムードも高まる中、現地の人々の生活にも変化が生じた。現地の庶民はこれまで、「演劇」を全く知らなかったものの、各アートのスタイルを少しずつ知るようになっている。西栅景勝地で働いている王さんは、「毎年、演劇祭には家族を連れて見に行く」と話す。陳総裁は、「演劇祭の開催により、現地の人々が文化における自信を持つようになったのが最大の変化。演劇祭が鳥鎮の雰囲気を一変させた。加えて演劇祭は国際的な影響力を持つようになっている。鳥鎮の人達には誇りを持ってもらいたい」と成果を語る。

そして、「演劇祭、インターネット大会、現代アート展などが開催されるようになった。歴史ある鳥鎮は現在、新たな文化的要素を次々に取り入れている」と語る。

「人民網日本語版」2015年10月28日

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