共同発展で「中東の問い」に答を

共同発展で「中東の問い」に答を。

タグ: 習近平主席 中東 訪問

発信時間: 2016-01-24 09:09:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

習主席は今年の公式訪問前後のさまざまな場で、サウジの新5カ年計画、エジプトのスエズ運河回廊と新行政首都建設、イランの経済発展の第6次五カ年計画といった各国の戦略・構想と中国との連携を語り、相互の発展を結びつけるとともに、生産能力、資金、技術、資源などの面における相互連携をはかり、それぞれの強みによってお互いに補い合うことを提起した。

アラブエジプト網のアデル・サブリ編集長は、「『一帯一路』の呼びかけはそのカバーする国の多さ、集める資金の多さで、史上まれにみるものだ。目下のグローバル経済は鈍化しており、新たな経済成長源によって発展を促すことが早急に求められている。こうした背景の下、『一帯一路』の呼びかけによって沿線諸国は中国の発展という快速列車に乗り込むことができるようになる」と話す。

習主席はイラン紙「イランニュースペーパー」に寄せた文章の中で、またアラブ連盟本部の演台で、「『一帯一路』の伸びていく場所は、人的・文化的交流が集まり活発に行われる場所だ」と述べ、中国と中東が国民同士の心が通い合う協力パートナーになることに期待を寄せた。

フランス・ニースの欧州経済研究所のジョージ・ツォゴポーロス氏は取材に答える中で、「今のような複雑な世界の中では、理解と信頼が貴重な資源になる。『一帯一路』の呼びかけは異なる地域の異なる文明が対話を展開するための重要なプラットフォームを構築し、沿線諸国の交流強化と相互信頼の増強に向けた精神的紐帯となる。国民が心を通じ合わせ、お互いの文明を尊重し合うことを土台としてうち立てられた協力でなければ持続は不可能だ」と述べた。

エジプト文化省のハルミ・ナムナ大臣は、「今の世界は安定しているとはいえず、世界や地域における争いや衝突は止むことがなく、テロリズムの脅威が蔓延し、終わりのない争いと人類の文明の進歩とがそれぞれ相反する状態にある。エジプトは中国が提起した『一帯一路』の呼びかけに積極的に応えて、中国と手を携えて努力し、シルクロードという文明交流の古い歴史のエピソードをもつ場所に新たなエネルギーを注入したいと考えている」と述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2016年1月24日

 

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