傅瑩氏 MSCで「共同安全」を主張

傅瑩氏 MSCで「共同安全」を主張。

タグ: 傅瑩 ミュンヘン安全保障会議 中国

発信時間: 2016-02-15 14:08:57 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

全国人民代表大会外事委員会主任委員の傅瑩氏は2月13日、第52回ミュンヘン安全保障会議(MSC)の「中国と国際秩序」をテーマとしたシンポジウムで演説を行った。発言の内容は以下の通り。

中米両国は秩序について盛んに議論しているが、双方が議論しているものが同じ「秩序」ではないかもしれない。米国主導の「世界秩序」の柱は3本ある。一つ目は西側の価値観とも呼ばれる米国の価値観、二つ目は米国がリーダーシップを発揮する基となる軍事同盟、三つ目は国連を含む国際機関である。グローバリゼーションが進み、国際政治が分裂する中、国際秩序は試練に効果的に対応しきれなくなっている。例えば、西側の価値観の宣伝が多くの国で難航している。米国の軍事同盟が非同盟国の安全より同盟国の安全を優先していることにより、地域問題はさらに複雑化している。また、国際金融危機は国際経済ガバナンスの欠点を明るみにした。

中国人が考える「国際秩序」は、国連を中心とする一連の国際メカニズム、法制度と原則・モデルである。中国は現在の国際秩序を打ち立てた国の一つであり、また受益者、貢献者、改革の参加者でもある。

習近平国家主席は2015年に米国のシアトルを訪問した際、「多くの国々、特に多くの発展途上国は国際秩序がより公平かつ合理的に発展することを願っているが、それを一から作り直したり、覆したいと思っているのではなく、時代とともに発展させ、充実化させたいと思っている」と述べた。現在の国際秩序の欠けている部分について、中国は解決案を出す。一帯一路の構想とアジアインフラ投資銀行(AIIB)は中国が出した新たな解決案である。

中米の世界問題の解決における共通利益は増えており、グローバル問題を解決する面で互いのサポートが必要である。しかし、中国は米国主導の「世界秩序」を完全に受け入れることはできない。中国は共同安全を主張し、排他的な同盟で世界を分裂することに賛成しない。世界は変わらなければいけないが、相手を変えることができないのであれば、少なくとも共同の屋根を作るように努め、より包括的な秩序の枠を作り、さまざまな利益の需要と理念を最大限に受け入れるべきである。

中米の指導者は両国関係を成功に導き、新旧の大国が衝突するという轍を踏まないよう決意を示した。習主席は中米が衝突せず、互いに尊重し、協力・ウィンウィンの新型の大国関係の構築を提案した。容易いプロセスではないが、国際新秩序の構築の新たな道のりになるだろう。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年2月15日

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