■省長代行4人が省長に
福建省第12期人民代表大会第4回会議で、于偉国氏が福建省人民政府省長に選出された
今年の省級地方両会では、省長代行4人が政府活動報告を行った。福建省の于偉国氏、貴州省の孫志剛氏、江蘇省の石泰峰氏、四川省の尹力氏だ。昨年10月から今年1月にかけて彼らは省長代行に任命され、今年の省級地方両会で次々に省長に選出された。彼らはいずれも中央から地方に派遣された経歴を持つ。福建省の新省長、于氏は20年前に中央から厦門(アモイ)に派遣されて以来、福建省で働き続け、今回省長に選出された。
■3省で省政協主席が交代
湖南省政協主席に選出された李微微氏
省級の人民代表大会と政府以外に、今年の地方両会では新たな省級政協主席3人が就任した。湖南省の李微微氏、陝西省の韓勇氏、湖北省の張昌爾氏だ。韓氏は唯一別の地から赴任した。韓氏はこれまで新疆で12年近く働き、昨年4月には新疆ウイグル自治区党委員会副書記、新疆生産建設兵団党委員会書記、政治委員、中国新建集団公司会長を務めていた。湖北省、河南省の新任政協主席はいずれも地元の官僚で、地元の省級党委員会で政法委員会書記を務めていた。李氏の湖南省政協主席就任により、全国31省(自治区直轄市)で女性省級政協主席は4人となる。湖南省の李氏、江蘇省の張連珍氏、浙江省の喬伝秀氏、広西チワン族自治区の陳際瓦氏だ。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年2月22日