フロリダ州オーランドのナイトクラブで現地時間12日未明、米国の過去30年間で最も大規模かつ凄惨な銃撃事件が発生した。現在まで50人が死亡し、53人が負傷している。英Sky Newsが13日に報じた内容によると、過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出している。この声明はイスラム国の関連メディア「アマック」が出したもので、「イスラム国の戦士が今回の攻撃を仕掛けた」としている。
オバマ米大統領は今回の襲撃事件を受け談話を発表し、「これは残酷な謀殺、恐ろしい大虐殺だ」「これはテロ、憎しみに満ちた行為だ」と批判した。
オバマ大統領は「これは米国の歴史上、最も深刻な銃撃事件だ」とした上で、「政府は犯人の動機を把握できていない」「米国が尻込み、恐れをなすことはない。一致団結し米国人を守り、米国を脅かす者に対処する」と表明した。
オバマ大統領はまた、「同性愛者(LGBT)にとって、今日は悲しい一日だ」「LGBTをターゲットとする襲撃は、我々すべての人に対する襲撃だ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月13日