南中国海問題の仲裁、中米の軍艦の動向が焦点に

南中国海問題の仲裁、中米の軍艦の動向が焦点に。

タグ: 南中国海問題 仲裁 中米 軍艦

発信時間: 2016-07-01 13:46:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

フィリピン前政権が一方的に申し立てた、南中国海の仲裁の裁決が近づき、関係者が強硬な姿勢を強めている。西側メディアは仲裁を利用し中国に圧力をかけ、中国が南中国海で「覇権を行使している」と貶めている。

中国外交部は30日、仲裁のいかなる裁決も「受け入れず、参与せず、認めない」と表明したあと、1日にはハーグ・仲裁裁判所が本件に対して「管轄権」を持たず、アキノ政権によるこの措置が国際法に違反することを再び強調した。米国のイージス艦3隻が現在、南中国海を巡航している。中国国防部の報道官は30日、「米軍の動向を完全に把握している」とした上で、米国のこの措置が「南中国海の軍事化を促している」と批判した。それと同時に海外メディアは、人民解放軍3大艦隊の切り札とされる軍艦が三亜市の軍港に集結し、「軍事演習により主権を宣言する準備を整えている」と誇張した。

注目すべきは、就任を宣誓したフィリピンのドゥテルテ新大統領が昨日、15分間の就任演説において、南中国海について一言も言及しなかったことだ。しかしドゥテルテ氏はその後に開かれた新内閣の閣議で、南中国海の係争で中国と「ソフトランディング」したいと表明した。中国東南アジア問題専門家の荘国土氏は、環球時報に対して「ドゥテルテ氏は中国に善意を示した。これは前任者とまったく異なる姿勢だ」と述べた。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年7月1日

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