今年は、紅軍の戦略的大移動「長征」の80周年にあたる。中国工農紅軍の長征の勝利は、人類史上の奇跡と言える。紅軍は長征の2年間で、14省を転戦し、さまざまな曲折を経て、度重なる困難や危険を乗り越え、革命の中堅を担う力を保持・鍛錬し、中国革命の大本営を西北部へと移転し、抗日戦争の展開と中国革命事業の発展を可能とする条件を作り出した。
軍隊の合流は何度あったか
各紅軍の合流(会師)は、紅軍長征史上の重大事件であり、革命の力の合流と結集であり、戦略的移転の勝利であり、国民党の軍隊による包囲攻撃の失敗を宣告するものとなった。紅軍長征においては8回の合流があった。
第一次会師:紅軍第二・第六軍団の貴州木黄における合流
第二次会師:北上した抗日先遣隊と紅軍第十軍の江西重渓における合流
第三次会師:紅軍第一・第四方面軍の四川懋功における合流
第四次会師:紅軍第二十五軍と陜甘紅軍の陜西永坪における合流
第五次会師:陜甘支隊と紅軍第十五軍団の陜西甘泉における合流
第六次会師:紅軍第二・第六軍団と第四方面軍の四川甘孜における合流
第七次会師:紅軍第一・第四方面軍の甘粛会寧における合流
第八次会師:紅第一・第二方面軍の将台堡における合流
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年8月22日