中国は宇宙の亀か、それともドラゴンか?

中国は宇宙の亀か、それともドラゴンか?。

タグ: 宇宙

発信時間: 2016-11-06 09:33:24 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国は宇宙の競争で、後から遅れてきた亀になろうとしているのだろうか、それとも排他的な宇宙クラブを脅かすドラゴンになろうとしているのだろうか?中国が6回目となる、期間最長の有人宇宙飛行任務を実施する際に、この問題が再び浮上した。シンガポールのザ・ストレーツ・タイムズ紙が伝えた。

中国を宇宙の亀とする人は、中国は米ロなどの宇宙大国が数十年前に実現した成果をほぼ複製していると主張する。シンガポールのナンヤン工科大学 S. ラジャラトナム国際研究大学院(RSIS)のRichard Bitzinger氏は今年5月、中国を宇宙の「驚くべき亀」と形容したが、「中国はすでに非凡な進捗を実現しており、亀には決して貶す意味がない。これは慎重かつ着実に前進する、中国の成功を称賛しているのだ。中国の宇宙の野心を示す例は、これまでにもあった」と説明した。

中国が宇宙の重要成果を手にするペースを賞賛する人の方が多い。英ラザフォード・アップルトン研究所宇宙部門責任者のRichard Holdaway氏は「中国は数回の有人宇宙飛行後、直ちに宇宙ステーションの建造を試みた。NASAはこれに20年をかけた。一連の世界クラスの成果も、中国のスペースドラゴンとしての地位を高めている」と指摘した。

米海軍大学校のJoan Johnson-Freese教授は「中国は宇宙で、亀でもありドラゴンでもある。中国は3年毎に有人宇宙飛行を行っており、常に前回よりも重大な進展を実現している。一方で米国はかつて、有人宇宙飛行を頻繁に行っていたが、常に一歩ずつしか前進できなかった。すべての国がこれほど粘り強い確固たる意志を持っているわけではない。堅忍不抜の意志と野心を持つ中国は、宇宙の大国になり、その地位が持つすべての影響力を手にしようとする真のドラゴンだ」と話した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年11月6日

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