J-20戦闘機、西側の独占を打破か

J-20戦闘機、西側の独占を打破か。

タグ: J-20,F-22

発信時間: 2016-12-18 09:49:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

ネット上でこのほど、「78271」というナンバーが尾翼に付された、中国の次世代ステルス戦闘機「J-20」の写真が公開された。一部メディアは、J-20が間もなく就役かと予想した。

J-20は中国が独自に開発した第4世代多用途大型戦闘機で、2011年の初号機の初飛行以降、すべての細やかな変化が中国人に注目されてきた。軍事専門家の王明志氏は「世界の先進的な戦闘機が、音声制御機能を持つ。これは戦闘機の作戦中、パイロットが戦場の状況を把握するため集中する必要があるからだ。設備の操作に注意を分散させるわけにはいかない。そのため音声制御機能は、新型ハイエンド戦闘機の重要なすう勢になっている。これらの戦闘機は音声制御を実現するほか、緊急事態が派生した場合に、パイロットに音声で注意を促す。音声の他にタッチパネルも、ハイエンド戦闘機に応用されている先進的な技術だ。これらの技術はすでにある程度は成熟しており、パイロットは作戦に専念できる。これによりマンマシンインタラクションが容易になった」と指摘した。

ロイター通信は先ほど、J-20は領土から遠く離れた中国の攻撃能力を飛躍的に高めると報じていた。しかし非常に類似する米国のステルス戦闘機、「F-22 ラプター」ほどの影響力は持たないようだという。

軍事専門家の李莉氏はこれに賛同せず「F-22は確かに特殊な位置を占めている。世界で初めて部隊に配備された第4世代戦闘機で、その後第4世代機の開発に取り組んだ各国は、米国が打ち出した基準を用いた。これは同機が広く承認されているということだ。しかしF-22の就役後の実戦状況は理想的ではない。そのためF-22の影響力が、今後1−2年内に広く出現する各種第4世代機の影響力を代表するとは限らない。中国のJ-20、ロシアのT-50の就役を控え、この報道は西側諸国の不快感を如実に反映している。西側諸国が独占している第4世代機の基準と市場が、すぐにも打ち砕かれる可能性があるからだ。事実はこの報道の観点とは真逆で、J-20はさらに大きな影響力を持つ可能性が高い」と分析した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年12月18日

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