米国防総省が5000億ドルを要求、軍艦建造で中露に対応へ

米国防総省が5000億ドルを要求、軍艦建造で中露に対応へ。

タグ: 米国防総省,軍艦建造費

発信時間: 2017-01-11 15:58:12 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米国防総省は、海上で拡大する中国の脅威とロシアの台頭に対応するため、軍艦建造費として5000億円の計上を求めた。10日付英タイムズ紙が伝えた。

米国の軍艦は現在274隻で、1987年のピークの594隻から大きく減少している。新たな軍艦建造計画により、総数を355隻に増やす。

この計画には空母1隻、水上艦16隻、攻撃型潜水艦18隻、さらに多くの強襲揚陸艦、輸送船、後方支援艦が含まれる。

トランプ氏は大統領選で「パワーで平和を求める」という政策を打ち出した。これには350隻規模の海軍の建設、陸軍の6万人の増員、海兵隊の1万2000人の増員、戦闘機100機以上の追加が含まれる。

しかしトランプ氏が議会で、財政政策に保守的な態度を持つ共和党議員から指示を得られるかは不明だ。

トランプ氏は無駄な国防費が多すぎると述べ、F-35とエアフォース・ワンの調達をやめると表明した。しかし米国の各軍種は選挙後に「旨味」を目にしており、トランプ氏の「節約」は口だけに終わる可能性が高い。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年1月11日

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