米軍、韓国近海に最新型戦艦の配備を検討

米軍、韓国近海に最新型戦艦の配備を検討。 韓国国防省は6日、米軍太平洋司令部のハリー・ハリス司令官が、米海軍の最新型「ズムワルト」級駆逐艦を韓国近海に就役させ、北朝鮮を牽制する可能性を示唆したと発表した…

タグ: 米海軍 最新型  ズムワルト 駆逐艦

発信時間: 2017-02-07 15:14:12 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

韓国国防省は6日、米軍太平洋司令部のハリー・ハリス司令官が、米海軍の最新型「ズムワルト」級駆逐艦を韓国近海に就役させ、北朝鮮を牽制する可能性を示唆したと発表した。  

韓国国防省のムン・サンギュン報道官は6日、ブリーフィング会見で、ハリス司令官が先月、米ハワイで韓国の国会議員代表団と会見した際、初の「ズムワルト」級駆逐艦となる「ズムワルト」号を済州(チェジュ)島、もしくは鎮海(チネ)海軍基地近くの海域に就役させることを示唆したと話した。  

鎮海基地は韓国と米軍の共用基地で、ソウルから南に410kmの慶尚南道の昌原(チャンウォン)市鎮海区にあり、米海軍の原子力潜水艦や原子力空母が常時停泊している。  

ムン報道官は、米軍から韓国側へ「ズムワルト」号に関する正式な提案があったわけではないと説明する一方、北朝鮮の核とミサイルの脅威に対応するために「もし正式な提案があれば、韓国としては真剣に検討する」と述べた。  米国防総省のマティス長官は3日、就任後初となる韓国訪問時に、韓国のハン・ミング国防相と会談。韓国側と、戦略兵器の配備を含む「拡大抑止」の運用に関する協議を続けることで合意した。  

「ズムワルト」号は昨年10月、正式に就役し、太平洋沿岸のカリフォルニア州サン・ディエゴを母港としている。米国の過去最高の科学技術が導入され、かつ造船費が最も高い戦艦として全長は約180m、排水量は約1万5000トンに上る。タンブルホーム船型のステルス性を有し、レーダー上は漁船として認識される。  

また、口径155mのステルス砲2基を搭載し、最大射程は約160kmと、現役の多くの対艦ミサイルと比べてもほぼ同等か、上回っている。汎用垂直発射システム防空、対潜、陸攻撃巡航などの各種ミサイルを80セル搭載し、縦深目標に対する高強度の長距離打撃が可能だ。  

「ズムワルト」号の姉妹艦となる「マイケル・モンスーア」号と「リンドン・ジョンソン」号の2隻も建造中。米軍の計画によると、これら3隻の「ズムワルト級」駆逐艦は今後、全てアジア太平洋地域に配備され、日本にある米軍佐世保基地を母港とする予定。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年2月7日

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