中国とフランス、運転免許を相互運用へ

中国とフランス、運転免許を相互運用へ。

タグ: 中国 フランス 運転免許

発信時間: 2017-02-22 11:23:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

中国公安部とフランス内務省は北京市で21日、自動車運転免許証相互運用協定に署名した。双方は相手国の有効期限内の運転免許証を承認し、一方は相手国の運転免許証を持つ人員が国内で自動車を直接運転する、もしくは試験免除で運転免許証を取得することを認める。これは公安部交通管理局が発表した情報だ。

一時的に相手国に入国し、滞在期間が1年未満の場合、双方の運転免許証を使用することができる。一時的にフランスに入国する場合、中国の運転免許証とそのフランス語訳により直接運転することができ、免許証を取得する必要はない。一時的に中国に入国する場合、フランスの運転免許証とその中国語訳により一時運転許可を得ることができ、身体検査と試験が免除となる。運転免許証相互運用の対象となるのは、中型車、大型トラック、小型車、バイク。

相手国での滞在期間が1年以上の場合、試験免除で相手国の免許証を取得できる。一方の公民もしくは常駐者が自国の運転免許証とその翻訳版、パスポート、ビザ、居留証を提出すれば、試験免除で相手国の免許証を取得できる。対象となるのは小型車とバイク。

双方は外交官と留学生に優遇策を適用する。中国の外交官と留学生はフランスで勤務・学習中、中国の運転免許証とフランス語訳で対象となる車種を直接運転できる。フランスの外交官と留学生は中国で勤務・学習中、フランスの免許証により試験免除で対象車種を運転できる中国の免許証を取得可能だ。

相互運用協定は双方の署名、国内法の確認手続きから90日後より発効。これは両国の公民による車の利用、両国の警務協力を促進する。両国の経済協力、文化交流、人の行き来に対して重要な意義を持つ。相互運用協定の実施により、フランスに滞在する多くの華人・華僑、及び観光・留学・仕事・親戚訪問などによりフランスを訪問する人に直接利益をもたらす。

中国公安部交通管理局の責任者によると、他国・地域との運転免許証相互運用の推進は、公安改革の深化と、運転免許試験改革に関する国務院の意見の実施を徹底する重要な措置だ。中国はこれまで、ベルギー、アラブ首長国連邦との運転免許証相互運用を実現していた。現在は他国との相互運用の実現に向け積極的に取り組んでいる。今後は範囲をさらに拡大し、中国の運転免許証の国際的な認知度・認証度を高め、中国人の外国での運転の利便性を高めていく。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年2月22日

 

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