南中国海行為準則、協議と対話の価値を強調

南中国海行為準則、協議と対話の価値を強調。

タグ: 南中国海行為準則 ASEAN

発信時間: 2017-02-26 09:11:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

第50回東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議が21日、フィリピンのボラカイ島で開催された。フィリピンは今年のASEAN議長国だ。ヤサイ外相は記者会見で南中国海問題に言及した際に「今年は全面的かつ効果的に南中国海各方行為宣言(DOC)を履行し、中国と南中国海行為準則(COC)枠組みの年内合意を目指し、COCの制定に向け基礎を固める」と述べた。

中国外交部の耿爽報道官も22日の定例記者会見で「中国側はASEAN諸国と全面的かつ効果的にDOCを履行した上で、積極的にCOCの交渉を推進する。今年の中頃までにCOC枠組み草案を作成し、協議による一致を踏まえ早期締結を目指す」と述べた。

COCの締結は、中国とASEANが南中国海問題をコントロールし、地域の平和と安定を守る節目としての意義ある出来事だ。また中国が提唱する「デュアル・トラック・アプローチ」(関連係争についは、直接的な当事国が友好的な交渉と協議により、平和的な解決を目指す。南中国海の平和と安定は、中国とASEAN諸国で共に守っていく)の、新たな具体的な成果でもある。中国はASEANと、DOCとその履行に関する指導方針をまとめている。また双方は昨年「中国とASEAN諸国の海上緊急事態に対応する外交高官ホットラインプラットフォームの指導方針」「中国とASEAN諸国の『海上偶発的遭遇規則』の南中国海適用に関する共同声明」という2つの文書に署名し、南中国海の緊張情勢を和らげ、地域の平和と安定を守る重大な貢献を成し遂げた。

COCの協議の進展は、協議と対話こそが食い違いと係争を解消し、平和と安定を維持する最良の方法であることを再び証明した。フィリピンのアキノ前政権のような、米日を抱き込み対抗し利益を得ようとするやり方は、係争をより複雑にし、情勢を緊張化させるだけだ。過去数年の南中国海情勢の成り行きは、これを証明している。協議と対話による食い違いと係争の解消は、ASEANを創立から50年も維持してきた重要な方針だ。ASEAN草創期には、インドネシアとマレーシア、マレーシアとシンガポール・フィリピンの間に、複雑な食い違いがあった。しかしASEANの創設者らは、相互尊重の精神と平和共同維持の目標を貫き、協議と対話により相互間の食い違いを適切に解消し、ASEANを世界で最も理想的な地域協力の見本とした。今年はASEAN創立50周年であり、この方針をさらに強化する必要がある。

中国には大同につき小異を残し、戦争や争いを友好に転じるという平和的な伝統がある。中国政府は1953年、その後の国家間の交流原則となる「平和五原則」を提唱した。中国政府は今年の年初、初となるアジア太平洋安全協力政策白書を発表し、全面的かつ系統的に中国の「共同・総合・協力・持続可能の安全観」を説明した。中でも「対話と協力により各国と地域の安全を促進する」を強調した。この包括的な安全観は、仲間を抱き込む排他的な安全観と根本的に異なっているが、ASEANが育んだ「ASEANモデル」と期せずして一致している。

南中国海の話題は依然として、特に西側メディアの一面を飾っている。しかし中国とASEAN、中国と南中国海問題の当事国は「デュアル・トラック・アプローチ」に基づき平和かつ安定的な方向に進んでいる。各国はASEAN創設者と同じく、平和的発展の信念を胸に抱き、対抗ではなく対話によって相互間の食い違いを適切に処理するべきだ。COCの締結は一つの節目となり、より多くの協力のスタートラインになるだろう。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年2月26日

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