中国人観光客の減少で悩む韓国、インドで観光促進イベントを開催
中国人観光客の減少で悩む韓国、インドで観光促進イベントを開催。
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聯合ニュースは3月29日、THAADに抗議する中国の“限韓”措置によって訪韓中国人観光客が激減したことから、その隙間を埋めるために韓国の観光局と地方自治体がインド市場にターゲットを絞り、インドで積極的に観光促進イベントを展開していると報じた。
29日、韓国観光局とソウル観光販売社、京畿道観光局、仁川観光局などが共同で、インドの首都ニューデリーのタジ・パレスホテルにおいて「MICEロードショー」イベントを開催した。MICEはMeeting（会議）、Incentive（招待旅行）、Conference（国際会議）、Exhibition（展示会）の頭文字を合わせた言葉で、従来観光に付加価値を付けた観光を指す。
この日に参加した韓国観光業界の人々は、インドの旅行会社や観光企業の担当者に向け、韓国首都圏の有名観光スポットと会議施設を組み合わせた観光ルートを紹介した。主催者は、インドメディアとの取材をセッティングすると共に、インドの観光業界の人々に「韓国観光の夜」イベントを招待した。
また韓国外交部の第一次官である林聖男氏は前日、インド外務省の秘書であるプリート・サラン氏と会見した。韓国とインドの観光分野での協力拡大に、同秘書は強い興味を示した。
昨年の訪韓インド人観光客は19万5911人。4年前の9万1700人から倍増している。
THAAD問題について中国外交部のスポークスマンは、ロッテマートが営業停止になったことを受けて記者が「中国政府がロッテグループに懲罰措置を採っているのではないか」と質問した際、「中国の利益を顧みず、アメリカが急いで進めるTHAAD配備に協力する韓国に強い反対と強烈な不満を表明する。中国民衆の態度について、彼らが米韓の進めるTHAAD配備に反対する立場であることは明らかであり、米韓も中国民衆の叫びに注意するべきだと考える。中国政府の態度について、かつて何度も述べた通り、中国は外国企業の対中投資による成長を一貫して尊重し、在中外国企業の合法的権益を守る。同時に我々は、中国で経営する企業は合法的でなければならないことを強調しておく。外国企業が中国で成功するかどうかは、中国の市場と消費者によって決まる」と述べている。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2017年3月30日
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