韓国各界が新大統領に期待 対外関係の回復を望む
韓国各界が新大統領に期待 対外関係の回復を望む。
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文在寅氏の就任初日、多くの内政・外交政策に関する情報が伝えられた。『韓国経済新聞』は、文在寅政権は国民統合、雇用創出、外交安全保障の3つの課題に直面すると伝えた。韓国の高麗大学校社会科の全明秀教授は「文在寅政権には韓国の政治理念、世代、地域分化の矛盾という課題に直面し、過去の政府を参考にしてプランを探ることになる」と話す。新大統領、新政府、韓国各界関係者はそれぞれの期待を抱いている。学生は学校教育が活かせる国になり、公共教育が塾より多くのことを学べる場所であることを望んでいる。ある主婦は、「最近は物価が高い。新大統領が物価を早急に安定させることを望む」と話した。また、国民からは、「多くの候補者がいる中で40％を超える得票率で当選したことは、新大統領がかなり支持されていることを示す。文在寅氏が改革と積弊の一掃に積極的に取り組むことを望む」、「新政府がキャンドル集会を土台に、正直な国になることを望む、「新大統領が国政の空白を早急に埋め、外国との関係を軌道に戻すことを望む」などの声が上がった。
外交について、韓国聯合ニュースは、文在寅政権の外交政策の重点は北東アジア地域の「新しい冷戦」局面を多国間協力に変えることだと伝えた。文在寅氏は金大中政権の対朝「太陽政策」と対朝包容政策を受け継ぐ姿勢を示している。文在寅氏は国際社会の対朝制裁に同意したが、新政府は対朝包容政策を採るとみられている。また、新政府はまず人道主義援助と社会文化交流を再開し、その後に開城工業地区、金剛山観光などを含む経済分野の協力を徐々に再開することが予想される。韓国紙『世界日報』は、文在寅政権は過去の自主外交派と同盟派の対立問題を解決し、国家利益を中心とした外交安全保障路線を実現すべきだと論じた。韓国統一部は10日、朝鮮に対し「核実験は非常に愚かな行為だ」と指摘した。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2017年5月11日
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