米国の軍事力評価機関「グローバル・ファイヤーパワー」は2017年の最新の世界軍事力ランキングを発表した。米軍は国防予算6000億ドル、マンパワー(軍事などに動員可能な国民数)1億4500万人、現役軍人140万人、空母10隻、強襲揚陸艦9隻、軍艦415隻、戦車5884台、軍機1万3762機で世界一となった。英デイリー・メール紙(電子版)が伝えた。
ロシアは空母1隻、軍艦352隻、戦車2万台、軍機3794機、現役軍人76万6000人で2位。国防予算は450億ドルのみ。3位の中国は1610億ドル。
しかし中国の軍事力は、ロシアとの間にまだ開きがある。中国は空母1隻、軍艦714隻、軍機2955機、戦車6457台、現役軍人233万5000人。注目すべきは、中国の軍艦数が世界一になったことだ。しかし質を見ると、米軍の間に大きな開きがある。
トランプ米大統領は国防費拡大を目指している。米軍の2018年の国防予算は、6500億ドルに達する可能性がある。中国の国防予算は世界2位になったが、米国の4分の1のみだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年5月15日