「一帯一路」(the belt and road)国際協力サミットフォーラムは15日、滞りなく閉会を迎えた。習近平国家主席は同日午後、北京の雁栖湖国際会議センターで国内外の記者と会見し、会議の状況と主要な成果を説明した。人民日報が伝えた。
習主席は「国際社会が『一帯一路』建設をめぐり開催したハイレベルの盛大な会議であり、各者が力を合わせて『一帯一路』建設協力を推し進め、連携して人類運命共同体を構築するとの積極的なメッセージを伝えた。われわれは自らの発展と世界の共同発展を結びつけることを望み、『一帯一路』建設協力の目標と方向を明確にした。われわれはシルクロード精神を継承し、協力・ウィンウィンに尽力する。引き続き政策の調整と発展戦略の連結を強化し、協同発展の合力を形成する。われわれは協力のロードマップを作成し、重点的な協力分野と行動の道筋を確定した。われわれはサミットフォーラムをプラットフォームに実務協力を推し進め、前向きな成果を得る」と指摘。
「『一帯一路』建設を推進し、世界経済が現在直面する試練に共同で対処することは、われわれの共通利益だ。『一帯一路』建設の将来性を確信する理由がわれわれにはある。他方、『一帯一路』建設は長期事業であり、前進の道程はまだ長く、各者が連携・協力して、確かな成果を挙げ続ける必要がある。各者の共同努力の下、『一帯一路』は平和の道、繁栄の道、開放の道、イノベーションの道、文明の道となることを信じる」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年5月16日