文在寅大統領、THAAD発射台4基の秘密搬入の徹底調査を指示
文在寅大統領、THAAD発射台4基の秘密搬入の徹底調査を指示。
タグ： 韓国 文在寅 THAAD発射台4基
発信時間： 2017-05-31 14:11:50 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
韓国の青瓦台は30日、文在寅大統領がミサイル迎撃システム「THAAD」の移動発射台4基が秘密裏に韓国に追加搬入されたことに対し、徹底調査を指示したと明らかにした。
青瓦台の尹永燦国民疎通首席秘書官は、同日の記者会見で、「現在2基のTHAADの移動発射台が韓国に設置されているが、そのほかに4基の発射台が秘密裏に韓国に搬入されたという報告を受けた。文在寅大統領は非常に驚き、韓民求国防長官に電話をかけて事実確認し、この件について青瓦台国家安保室長と民政首席秘書に徹底調査を行うように指示した」と述べた。
また、文在寅大統領はTHAADの移動発射台がどのように搬入されたか、誰が決定したか、どうして国民と新政府への報告が遅れたのかを徹底調査し、秘密裏に搬入することで環境評価を逃れた疑いについても調査するよう求めた。
尹永燦氏によると、韓国国防部は5月26日の国政企画諮問委員会への活動報告で4基の発射台の追加搬入を隠していた。
また別の韓国メディアは、追加搬入された4基の発射台は韓国軍の基地に置かれており、入国したのは新政府発足前だと伝えた。
米韓は4月26日、地元住民と隣国の強い反対を無視し、THAADを慶尚北道星州郡に配備。韓国国内ではTHAAD配備を見直すよう求める声が高まっており、野党の「共に民主党」のTHAAD対策特別委員会も配備を中断するよう呼びかけた。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2017年5月31日
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