中国の案は国際的コンセンサスへ

中国の案は国際的コンセンサスへ。今年はBRICS協力の「中国の時」であり、美しい海浜都市・厦門に各国の来賓が集う。建築と歴史で知られる厦門・鼓浪嶼は少し前に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産リストに登録された…

タグ:厦門 ユネスコ シルクロード BRICS

発信時間:2017-09-01 13:50:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

今年はBRICS協力の「中国の時」であり、美しい海浜都市・厦門に各国の来賓が集う。建築と歴史で知られる厦門・鼓浪嶼は少し前に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産リストに登録された。厦門はかつて海のシルクロードの重要な連結地であり、現在も同様に世界を結ぶ重要な懸け橋だ。(文:阮宗沢・中国国際問題研究院常務副院長。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)

厦門会議がことのほか注目されるのはなぜか?どのような成果が期待されるのか?第2の「黄金の10年」をどう開くのか?中国の案はBRICS協力の価値をどう増強するのか?会議のテーマに、その答えを探る必要がある。今回のテーマは「BRICSパートナーシップを深め、さらに明るい未来を切り開く」であり、現在に注目した地に足の着いたものであると同時に、遠く将来を見据えて戦略を決めるものでもある。当然、今回の会議は中国の案が国際的コンセンサスへと変わるのを目撃する重要な瞬間ともなる。

過去5年間、中国の習近平国家主席は新たな歴史的出発点に立ち、全局を総覧し、耳目を一新するイニシアティブや案を先見性をもって打ち出した。たとえば「一帯一路」(the Belt and Road)、アジアインフラ投資銀行(AIIB)やBRICS新開発銀行の設立、正しい義利観の実践、協力・ウィンウィンを核心とする新型の国際関係の構築推進、人類運命共同体の構築、グローバル・パートナーシップ網の構築などであり、多くの賛同を得た。

過去5年間、中国はホームグラウンド外交を足がかりに、革新を駆動力に、議題と議事日程設定の主導権を積極的に運用し、中国の案を国際的コンセンサスに変え、パイオニア的で制度化された成果の形成へと会議を誘導し、中国の特色ある大国外交の絢爛たる絵巻を描き、鋭意進取する中国の揺るぎない意志を示し、中国と世界の共通利益を開拓し、広げた。


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