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米国防総省は21日、米英共同で51億ドル弱を費やし次世代戦略型原子力潜水艦(SSBN、別名は弾道ミサイル原子力潜水艦)「コロンビア級」を開発することで、現在就役中のオハイオ級の後継艦にすると発表した。これは米軍にとって、史上最強のSSBNになる。
米国防総省とジェネラル・ダイナミクス・エレクトリック・ボートは、51億ドルの契約に署名した。後者はコロンビア級の「総合生産及びプログラム開発」を担当する。つまり新型艦の設計・建造・試験・メンテナンスなどすべての関連任務を担当する。
英国はコロンビア級の汎用ウェポンベイの開発に参与する。潜水艦は建造後、英国向けにも販売される。
新型艦の全長は約171メートルに達する見通しで、ハープーンミサイルを16発格納できる。計画によると、コロンビア級1番艦「コロンビア」は2021年着工、2028年竣工、2031年就役を予定している。
軍事アナリストは「海軍は新型潜水艦の総工費を、2010年の為替レートで50億ドル以内にしようとしている。オハイオ級の総工費は現在、約20億ドルとなっている」と述べた。
しかし米海軍は公式サイトで、総額1280億ドルに達すると見込んでいる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月25日