米現地時間9月28日、第1回中米社会及び人・文化対話が米ワシントンで行われ、中国国務院の劉延東副総理と米国のティラーソン国務長官が共同議長を務めた。人民日報が伝えた。
劉副総理は、「中米の人的・文化的交流を長期的に安定させるために、いくつかの原則を守らなければならない。第1に、中米関係の今後50年にわたる発展を見据え、両国関係の強固な基礎を築くこと。第2に、互いの発展の道や社会制度、互いの主権や安全、発展利益を尊重すること。互いの短所を長所で補い、共通点を見つけて相違点を解消していく。第3に、上層部による主導と国民の参加。両国政府は人的・文化的交流のための政策を提供し、プラットフォームを構築し、ムード作りを行い、多くの国民たちを人的・文化的交流の参加者、支持者にする必要がある。第4に、それぞれの優位性を発揮し、実務的な協力を拡大させ、両国国民に幸福をもたらし、それと同時に国際社会により多くの公共財を提供していく」と指摘した。
ティラーソン国務長官は、「米国は米中の人的・文化的交流を重視しており、中国と共に社会及び人・文化対話の役割を発揮させ、第1回の対話の大きな成果を着実に実行に移したい。また、米国は中国と共に社会・人的・文化的などの分野における交流・協力を拡大したい。これは米中関係にとって重要な意義を持つ」と語った。(編集YK)
「人民網日本語版」2017年9月30日