宣伝講演活動「夢をかなえた中国人」の講演団一行が9月27日、北京展覧館を訪れ、中国がここ5年で実現した大きな成果を紹介する展示会「練磨と奮進の5年」を参観した。
「全国道徳模範」に選出された郭明義氏は展示会参観後、「ここ5年で得られた輝かしい成果は、全国の人民と全党、全軍が目の当たりにしたものだ。展示会の参観後、信念と闘志はよりいっそう堅固となりった。党中央の指導にこれからも従い、自分のポストで成果を上げ、中国復興の偉大な夢の実現に貢献したい」と語った。
ここ5年で科学技術が得た成果については、郭明義氏は、「中国はここ5年で、月探査や海底探査などで世界のトップレベルに到達し、メタンハイドレートや量子通信などの分野でも重大なブレークスルーを実現した。科学技術は生産力を解放し、中国経済の発展を推進した」と語った。
自らの「練磨と奮進の5年」については、郭氏は、「鞍山鋼鉄はここ数年、科学技術の革新や構造改革を通じて生産力と技術力を高めてきた。企業の赤字も黒字に転じ、従業員の収入も大幅に高まり、幸福指数は明らかに上がった」と語った。
「『夢をかなえた中国人』の宣伝講演活動に参加した後、展示会をすぐに見に来た」。中国石油天然気新疆油田重油開発公司採油作業5区採油6班班長の肉孜麦麦提・巴克氏は、「『夢をかなえた中国人』は、先進的な各代表が自らの経歴を紹介することを通じて、個人の夢が国家や民族の大きな夢といかに融合するかを皆に伝えるものだ」と語る。巴克氏は、人民大会堂で国歌を歌った時には、「心の底から湧き上がる国家への誇りでのどが詰まった」という。新疆に戻ったら、ここ数日の間に北京で見たことや感じたことを周囲の家族や友人に話し、ポジティブなエネルギーを多くの人に伝えたい。
新疆の経済発展については、庶民の居住条件や生活環境はここ数年でますます良くなっていると語る。新疆では昨年から、15年の無料義務教育の実施も始まった。これは庶民に利益を与える非常に大きなプロジェクトとなる。今後の予定については、石油工業の労働者としてこれからもポストを守り、自分の仕事にしっかりと取り組み、民族復興という偉大な中国の夢の実現を後押ししたいと語った。
「創業や革新には若者の積極的な参加が必要だ」。吉林省長春市の書山学府教育研修学校の張超凡校長は、若者は創業や革新を通じて積極的に社会の建設に参加していくべきだと考えている。展示会の参観の感想は、この土地に生まれ育ったことを誇りに思っているとし、自分たちの世代にとっては、夢を追い、夢をかなえることが幸福となっていると語った。若者の責任について、張校長は、「私たちは中国のストーリーを世界に伝える義務がある」と語った。
「夢をかなえた中国人」は、中央宣伝部や全国総工会、共産主義青年団中央委員会、中華全国婦女連合会などが共同で開催。一般庶民が夢を持ち、夢を追い、夢をかなえた物語を語ることで、ポジティブなエネルギーを伝え、全社会の精神を奮い立たせることをねらいとし、大衆向け宣伝教育活動「練磨と奮進の5年」の重要な一環となった。全国庶民宣伝講演会「夢をかなえた中国人」は9月26日、人民大会堂で幕を閉じた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月10日