第19回党大会は26日午前10時に記者会見を開き、関係分野の責任者が第19回党大会報告を読み解き、記者の質問に答えた。新華網が伝えた。
冷溶・中央文献研究室主任は中国の特色ある社会主義が新時代に入った根拠について自らの見解を示し、次のように述べた。
中国の特色ある社会主義が新時代に入った根拠は、6つの面から理解できる。
第1に、新たな出発点、新たな段階から理解する必要がある。第18回党大会以来、過去の長期にわたる努力を基礎に、中国の発展は新しい重大な成果を得た。党と国家の事業には歴史的変革が生じ、中国の発展は新たな歴史的出発点に立ち、中国の特色ある社会主義は新たな発展段階に入った。
第2に、党の指導思想が時代に合わせた新たな進歩を実現したことから理解する必要がある。第18回党大会以来、中国共産党は鮮明な時代的特色を備えるマルクス主義中国化の最新の成果を形成した。つまり、習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想だ。
第3に、中国社会の主な矛盾に新たな変化が生じたことから理解する必要がある。これは中国の特色ある社会主義が新時代に入ったことを示す重要なものだ。
第4に、社会主義現代化国家建設の新たな征途を進むことから理解する必要がある。われわれは、今後5年間が2つの百年奮闘目標の歴史的合流期であることを知っている。小康社会(ややゆとりのある社会)の全面的完成後、われわれは第2の百年奮闘目標のために奮闘する。
第5に、党の新たな歴史的使命から理解する必要がある。第19回党大会報告は、新時代においてわれわれが偉大な闘争を行い、偉大な工程を建設し、偉大な事業を推進し、偉大な夢を実現する必要があることを鮮明に打ち出した。これは現代中国共産党員の使命と責任を明らかにした。
第6に、党建設の新たな要求から理解する必要がある。報告は、新時代に入った党建設には新たな気概と新たな行動が必要だと強調した。報告の言う新時代とは、中国の特色ある社会主義が新時代に入ったことであり、これは党・国家事業発展の観点から語られたものであることを指摘したい。われわれはこの観点から新時代を理解する必要がある。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年10月27日